
価格が安いおすすめのコスパがいいヘッドセットはありますか?

どうも、コスパ重視のうっつん(@vlog_youtuber)です。
今回は、ヘッドセット初心者に、値段が安くておすすめのコスパがいい Razer Kraken Tournament Edition(以下Razer Kraken TE)というゲーミングヘッドセットをレビューします。
「FPSをはじめて上手くなるためにヘッドセットが欲しいけど、Amazonで売ってる安いヘッドセットは心配…」
これからFPSをはじめる方、もしくはゲームをはじめ勝てなくてイライラしてる方みんな、そんな不安があると思います。
実は、有名なゲーミングデバイスメーカーのヘッドセットを選べば、そんなに悩む必要はありません。
なぜなら、近年のゲーミングデバイスメーカーが作るヘッドセットは、1万円以下でも非常に高性能でコスパがいい商品が多いからです。
もちろん、中華製の安いヘッドセットに比べて数千円高いですが、買って後悔することなく、それ以上の音質とゲーム体験が得られます。
この記事では、ヘッドセットの初心者向けにRazer Kraken TEというゲーミングヘッドセットについて、イヤーパッドの付け心地やサラウンド効果、マイク音質やオーディオアンプをレビューしていきます。
記事を読み終えると、いかにRazer Kraken TEがコスパが高いヘッドセットかわかるだけでなく、FPSやサラウンド効果によりRPGや映画も迫力が増すので、ぜひワンランク上のゲーム体験を満喫してください。
Razer Kraken Tournament Editionとは?
Razer Kraken Tournament Editionとは、プロゲーマーに支持されるゲーミングブランド:Razerから手ごろな価格で買えるミドルクラスのゲーミングヘッドセットです。
基本スペック
発売日 | 2018年11月30日 |
---|---|
タイプ | 密閉型 |
ドライバ | 50 mm、ネオジム磁性体使用 |
重さ | 336g |
周波数特性 | 12 Hz ~ 28 kHz |
インピーダンス | 32 Ω @ 1 kHz |
マイク | 単一指向性 ECM ブームマイク |
接続 |
|
基本スペックからわかる通り、ドライバー口径が上位機種のRazer Kraken Ultimate・Razer Nari Ultimateと比較しても同じ大きさの50mmなので、音圧がありパワフルな低音が再生できます。
マイクも単一指向性なので、周囲の雑音やノイズ、キーボード音を拾わず、クリアな声でボイスチャットすることができます。
- 迫力ある低音を楽しむことができる密閉型
- カスタムチューニングされた50mmの大型ドライバー
- 雑音やノイズを拾いにくい単一指向性のマイク
- PC、Mac、Xbox One*、PS4、Nintendo Switch、スマホなどのモバイルデバイスに対応
- PCにUSB接続した場合、7.1chサラウンドサウンドを超える360度の立体音響
- ヘッドセットが336gと重い
- インピーダンスが高めなので、音量を若干上げる必要有り
以上から、Razer Kraken Tournament Editionとは、価格が安いながらも、ゲーミングヘッドセットとして十分な性能を備えていることがわかります。
これから、十分どころか初心者におすすめできる理由について、細かくレビューしていきます!
Razer Kraken TEは長時間付けても疲れない
見た目は緑が特徴的なRazer Greenを採用しており、好みが分かれるかもしれません。
個人的にはゲーマーのためのゲーミングヘッドセット!って感じで、好きですw
ボーキサイトアルミ製フレームにより、非常にしっかりとした作りで、折れにくくなっています。
ヘッドバンドはメッシュ加工で、厚みがありふかふかしてるので、頭頂部に重さは感じません。
イヤーパッドは耳との接触部分が布製でサラサラしており、肌触りが気持ちいいです。熱伝導ファブリックにより、熱を逃がしてくれるため、耳周りが蒸れにくい構造です。
イヤーパッド内に、冷却ジェルレイヤーが入っているため、熱の蓄積を抑えてくれます。
外側は合皮というハイブリッド構造なので、付け心地は気持ちいいのに、遮音性がある密閉型になっています。
一番嬉しかったのは、アイウェアチャンネルというくぼみがあったので、眼鏡のつると呼ばれるテンプル部分が圧迫される不快感がなかったのは、メガネユーザーにはありがたい機能だなと思いました!
PCにUSB接続すると7.1chバーチャルサラウンドを超える
音の傾向としては、低音が強い音質です。
低音が強いからといって、雑なドンシャリではなく、ドンシャリ♪と低音から高音までキレイに迫力ある音圧を感じることができました。
音の解像度も高く、銃声、足音、爆発音と周波数の異なる音がそれぞれハッキリと聞こえてきます。
音の定位や距離感について、PS4に接続すると2.1chですが、パソコン(※Windows10の64bitのみ)に付属のUSBオーディオコントローラーを接続すると、7.1chサラウンドサウンドを超える360度の立体音響を楽しむことができます。
バーチャル7.1chサラウンドのように、お風呂で聞くようなこもった反響音ではなく、自然な音の響き方を感じることができました。
このTHX Spatial Audio という技術により、上下の音も聞き分けることができ、手前か奥か定位の深さも感じることができます。
どの角度から音が鳴ってるのか位置を把握できるので、来る方向を先回りして逃げることも可能です。
鼻息を拾わない単一指向性の高音質マイク
マイクは格納式なので、使わない場合、写真のようにしまっておくことができるので邪魔になりません。
マイクを伸ばすと360度自由にクネクネ動かすことができるので、自分に合った位置にセットすることができます。
単一指向性のマイクで、カーディオイド集音パターンを採用しているため、口元から横や後ろの雑音を抑えてくれます。
パッシブ方式のノイズキャンセリング機能があるため、鼻息や周囲の環境ノイズを拾わないので、自然でクリアなボイスチャットや配信をすることができます。
イコライザ設定可能なTHX USBオーディオコントローラー
もはや、Razer Kraken TEの本体といってもいいくらい、こいつはヤバいwww
サラウンド効果のTHX Spatial Audioは、上記機種のRazer Kraken Ultimateや、ワイヤレスのRazer Nariシリーズしか搭載されていません。その分、価格は2万円前後します。
しかし、 Razer Kraken TEであれば、付属されているTHX USBオーディオコントローラーにより、1.5万円以下でサラウンド効果を体感できるのです!
個人的におすすめの使い方は、THX USBオーディオコントローラーが、Krakenだけでなく別のヘッドセットやイヤホンを接続することもできるので、お気に入りのイヤホンで臨場感のある立体音響を楽しめることです!!
音量の調節はもちろん、THX Spatial Audioのオン/オフを切り替えることができ、ゲーム音とボイチャのバランスを調整することもできます。
PS4接続時ではサラウンド効果は得られませんが、ゲーム音とボイチャの音量を調整する機能は使えるので、チャット音声が小さくて困るということはありません。
反対側にはバスブースト機能があり、17段階の低音を調整することができます。
低音域のカバー範囲が広く、イコライザーによる細かな調節も可能なため、個々のFPSプレイヤーに合わせた調整が可能です。
Razer Kraken TE感想のレビュー評価
同価格帯の約15,000円以下で買えるヘッドセットと比較して、使った感想を各項目別にレビューしていきます。
外観のデザイン
個人的にはザ・ゲーミングヘッドセット!というデザインは満点です。
しかし、Razer Greenの緑があまり好みでない方もいるかもしれないので、控えめに評価しました。
付け心地
メガネをかけていても、側圧で痛くならないのが高評価です。
ヘッドバンドにしっかりクッションがあり、イヤーパッドはひんやりして気持ちいいのですが、他のヘッドセットに比べ、重いので減点しました。
音質
低音が強く、サラウンド効果を楽しめるので、満点です!
理由はゲームだけでなく、音楽や映画も楽しむことができたからです。
音楽はボーカルの息づかいからしっかりとしたベース音まで響き、映画は迫力ある低音で没入感を得ることができました。
定位・距離感
今回、定位・距離感を確認したFPSのゲームは以下3つです。
- CoD
- フォートナイト
- PUBG
サラウンド効果により、上下をハッキリ聞き分けられたのは驚きました。
モバイル対応の3作品ですが、サラウンド効果のないPS4やスマホに接続したときも、音の定位や距離感が問題なく聞こえたので、この値段でここまで音を聞ければ満点です!
価格・値段
Razer Kraken TEは普段、Amazonで12,800円で販売されています。
ヘッドセット単品のRazer Krakenが9,000円なので、+3,000円でサラウンド効果があり、イコライザ設定ができるオーディオアンプが付属されるのはかなりコスパがいいです。
なぜなら、5,000円前後で買えるサウンドカードは、サラウンド効果があってもイコライザーの調整はできなかったりするものがあるからです。
HyperX Cloudシリーズや、Logicool、ゼンハイザー、SteelSeriesなど各社が販売するゲーミングヘッドセットの中で、サラウンド効果がありイコライザー調整可能なサウンドカードが付属してるのはRazer Kraken TEが最安値なので、最高評価です。
まとめ:Razer Kraken TEのコスパ価格
Razer Kraken TEのコストパフォーマンスを価格で評価すると、
です。
以上より、今回レビューしたRazer Kraken TEをまとめると、以下のような人におすすめです。
- 少しいいヘッドセットでゲームをしてみたい
- ゲームだけでなく、音楽や映画も楽しみたい
- MixAmpなどのオーディオアンプやサウンドカードを持っていない
FPS初心者や、ヘッドセットを持っていない方が付けると、「音が聞こえ過ぎて世界が変わる」と感動するレベルです。
Amazonなら1万円以下で買えることがあるため、ぜひチェックしてみてください。
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