
FPSの有名なプロゲーマーが使うヘッドセットってどんなの?

どうも、プロゲーマーに憧れるうっつん(@vlog_youtuber)です。
今回はプロゲーマーになりたい人へ、FPSの有名プロゲーマー使用率No.1ゲーミングヘッドセット:HyperX Cloud IIをレビューします!
「FPSのプロゲーマーと同じヘッドセットを使ってみたいけど、どれかわからない…」
プロゲーマーに憧れる人や、ゲーム好きな人ならみんな、一度はFPSの有名プロゲーマーと同じヘッドセットを使ってみたい!という願望があると思います。
実は海外のサイトで、何百ものeSportsプレーヤーが使用するデバイスを分析するサイトがあるので、最も多くのプロゲーマーが使用するヘッドセットについて調べてみました。
そこで、FPSの有名プロゲーマーが一番使用しているゲーミングヘッドセットはHyperX Cloud IIだと判明したので、使用率No.1の理由について、使ってみた感想をレビューしていきます。
この記事を読めば、実際にゲームでお金を稼いでいる人たちが一番多く使用しているヘッドセットがわかります。
もちろん、プロゲーマー愛用のヘッドセットが、絶対あなたに合うとは限りませんが、よくわからないデバイスを使うより、後悔する確率はグッと下がるからです。
同じヘッドセットをつけて、気分だけでもプロゲーマーになったつもりで、憧れのゲーミングライフを過ごしましょう!
FPSプロゲーマーが使用するデバイス1位はHyperX Cloud II

HyperX Cloud IIの外箱
1,500名以上のFPSプロゲーマーが使用するヘッドセットの内、30%以上がハイパーXと3人に1人が使っていることに驚きましたw
そのうち、400名近いFPSプロゲーマーが使うヘッドセットがHyperX Cloud IIなのです!
意外にもプロゲーマーの方達は、高価なヘッドセットを使っていないんですね。
使用率トップのHyperX Cloud IIが1万円以下で、ベスト5の残り4機種も1.5~2万円で買える値段でした。
一番使われてるといえど価格が1万円以下なので、他と比べて性能を確認しました。
基本スペック
メーカー | キングストン |
---|---|
発売日 | 2015年2月9日 |
タイプ | 密閉型 |
ドライバー | 53 mm、ネオジム磁石 |
重さ | 302g |
周波数特性 | 15Hz~25,000 Hz |
インピーダンス | 60 Ω |
マイク | 単一指向性 バックエレクトレット コンデンサー |
接続 | USB、4極3.5mmプラグ端子 |
近年発売されているゲーミングヘッドセットの標準機能を全て兼ね備えていることがわかります。
これが、ハイパーXが業界標準といわれる所以ですね。
余分な機能がなく、高品質のヘッドセットを競争力のある値段で販売するところが、FPSの有名プロゲーマーが選ぶ理由の1つだと思いました。
- 一般的な50mmを超える大型ダイナミックドライバー
- 雑音やノイズを拾いにくい単一指向性のマイク
- 音量調整可能なオーディオコントロールボックス付属
- PC、Mac、Xbox One、PS4、Nintendo Switch、スマホなどのモバイルデバイスに対応
- 近年発売のヘッドセットと比較すると、インピーダンスが高いため音量を大きくする必要がある
付属品
- アドバンストUSBオーディオコントロールボックス
- 交換用イヤーパッド
- 航空機用変換プラグ
- メッシュ製のポーチ
- クイックスタートガイド
音質を向上させるオーディオコントロールボックスや、長く使用するためにはありがたい交換用のイヤーパッド、収納するためのポーチと付属品も充実してるのは、プロゲーマーだけでなく我々にとっても高評価です。
では、ここからHyperX Cloud IIについてより細かくレビューしていきます!
Ninja氏やウメハラ氏も使うゲーミングヘッドセット
音の傾向としては、中音域が強めなフラットな印象です。
ゲーミングヘッドセットというと低音が強めな印象でしたが、むしろ低音は弱めで、中音から高音域がキレイに聞こえました。
長時間つけてわかったのは、「足音」の音域がハッキリと強調されていたこと、ドンシャリ!のようなクセがないことの2点が、多くのプロゲーマーが使用する2つ目の理由だと思います。
音の定位・距離感について、他のヘッドセット比べて優勢性があるとは思えませんでした。
左右の聞き分けはしっかりと判断できましたが、前後と上下の聞き分けが難しく感じたからです。
念のため、アドバンストUSBオーディオコントロールボックスで、バーチャル7.1サラウンドサウンドをオンにしてテストしましたが、逆効果でした。
お風呂場で聞くような反響感が強くなり、余計に分からなくなってしまいました。
イヤーパッドは合皮で遮音性が高いですが、夏場は熱がこもり蒸れると思います。
と思いきや、付属の交換用イヤーパッドがベロア素材のふかふかしたクッションでできていました。
こちらに交換すると、音の抜けが良くなり開放型のヘッドセットのように使うことができます。
性質の異なる2つのイヤーパッドから自分の好みを選べること、片方が劣化した場合もう片方を使用できる辺りが、同価格帯の他のヘッドセットにはなく、選ばれる理由だと思いました。
キングストン社らしいコンデンサーマイク
キングストン社らしい取り外しが可能なマイクです。
音楽、映画鑑賞時には外すことができ、軽くなるので、個人的にこのタイプがお気に入りです。
マイク音について、単一指向性のため周りの雑音を拾いにくいし、USB接続時にはノイズキャンセリング機能が追加されるので、非常にクリアな印象でした。
あらかじめ風防スポンジが付いてることもありがたく、音質を向上できた要因だと思います。
PCやPS4で7.1サラウンドに過度な期待は禁物
付属のアドバンストUSBオーディオコントロールボックスにより、7.1バーチャルサラウンドサウンドの切り替えが可能ですが、オフを推奨します。
音の定位のところでも触れましたが、あくまでもバーチャルで反響感が強くなるため、FPSの足音が聞きやすくなる!といった機能ではないからです。
但し、これはヘッドセットを10個以上保有して、普段から3万円のヘッドホンを使用し、2万円弱のオーディオアンプで聞いてる僕の意見です。
妻に試してみたところ、「おぉ凄い!まるでそこにいるみたい!!」と指さして笑ってましたw
(テスト環境:PC版Steamの聖剣伝説3トライアルズオブマナ)
この記事を見て下さる方が、どの程度音響にお金をかけてるかで評価が分かれると思います。
もし1.5万円程のサウンドカードをお持ちなら、そちらと接続すればしっかりとサラウンド機能を楽しめますし、持っていないならサラウンドってこんな感じかぁとわかるレベルです。
HyperX Cloud IIを使った感想のレビュー評価
同価格帯の約10,000円以下で買えるヘッドセットと比較して、使った感想を各項目別にレビューしていきます。
外観のデザイン
黒と赤を基調とするデザインは、厨二心をくすぐり満点です。
プロゲーマーたちに長年愛用されてることから、赤いアルミフレームにより耐久性の高さが伺え、ヘッドバンド部分の赤いステッチもかっこ良いです。
シンプルながらも、高級感が漂う質感は、持ってるヘッドセットで一番高いと評価してます。
付け心地
ヘッドバンド部分が頭頂部だけでなく、側面にまでしっかりクッションが入っているので、長時間着けても頭は痛くなりませんでした。
ただ、側圧は若干強めに感じるかもしれません。
僕は丸一日、ティッシュ箱を縦にして挟んでから使ったので、気になりませんでした。
4時間着けっぱなしだと蒸れてきたので、ベロア製のイヤーパッドに交換したところ、快適にプレイできたので、好みで着け分けれるポイントは高評価です。
音質・定位・距離感
フラットないい音質なので、ゲームだけでなく音楽や映画もマルチに楽しめるヘッドセットです。
高音が耳に刺さり頭が痛くなるようなこともなく、この価格でこの音質であれば素晴らしいと評価してます。
ただ、音の定位感は強くなかったので、少々減点した次第です。
もし、ヘッドセットを持っていない、または2~3,000円のヘッドセットしか使ったことがない方なら、確実に満点だと思います。
マイクの音質
ApexLegendsで録音した音声を確認したところ、マイクの音質はクリアですが、ヘッドセット特有の、宇宙船から中継してるような音質ではあります。
但し、これはほとんどのヘッドセットで言えることなので、普通の人は気にならないと思います。
フレンドにも確認したところ、「ノイズがなく綺麗に聞こえるよ~」と言っていたので、問題ないです。
風防が付いていたので、息継ぎの細かな呼吸音、サ行などの発声前後の息といった細かい雑音が除去されたおかげだと思います。
価格・値段
執筆時点でAmazonなら、7,980円で販売されています。
ミュート機能があり、ゲーム音とマイク音を独立して音量調整できるオーディオコントロールボックスが付属、交換用イヤーパッドも付いて、マイクに風防も付いてることを考慮すると、かなり安いヘッドセットだと思います。
なぜなら、同じ価格で同様の付属品を備えたヘッドセットが1つもないからです。
今回の評価で一番難しかったのが、HyperX Cloud IIの価格で、完成度の高さと欠点のなさでした。
正直、あまりにも欠点が無さ過ぎたので、音質の部分ではかなり厳しめに評価してしまいました。
まとめ:HyperX Cloud IIのコスパ価格
HyperX Cloud IIのコストパフォーマンスを価格で評価すると、
です。以上より、今回レビューしたHyperX Cloud IIをまとめると、以下のような人におすすめです。
- FPSの有名なプロゲーマーと同じヘッドセットを使ってみたい
- 交換用のイヤーパッドで開放型のような使い方もしてみたい
- ゲームだけでなく、音楽や映画も聞きたい
完成度の高さとあまりの欠点のなさこそが、長く愛される最大の理由だとわかりました。
発売時は約14,000円で販売されていましたが、今なら半額くらいの価格になっているので、試してみたい方は、ぜひチェックしてみてください。
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